東京ガスは11月4日、ベトナム東北部のクアンニン省でLNGの受け入れから発電まで一貫して行う合弁会社を丸紅や現地企業と設立したと発表しました。
年間受入量100万トン規模のLNG受入基地と150万kwのLNG火力発電所を建設する予定。
東京ガスが海外でLNG調達から発電まで一貫で行うのは初めて。2027年後半の運転開始を想定しています。
東京ガスと丸紅は、現地最大の独立系発電事業者ペトロベトナムパワー社、機械生産・販売事業者のコラビ社と、「合弁会社クアンニンLNGパワー社」を設立しました。
東京ガスの出資比率は20%、ペトロベトナムパワー社は30%、他の2社の出資比率は開示されていません。
4社は、2020年10月にLNGインフラ普及に向けた覚書を締結して計画を進めていました。