東京ガスは6月2日、神奈川県藤沢市の市役所本庁舎にカーボンニュートラル(CN)都市ガスの供給を開始しました。
年間約480トンの二酸化炭素排出量を削減する見込み。東京ガスが自治体に向けてCN都市ガスを供給するのは初めてです。今後、同社の供給区域において、同様の取り組みが進められると考えられます。

カーボンニュートラル都市ガスとは、天然ガス仕入れから共有までの一連の活動の中で発生する二酸化炭素など温室効果ガスの排出量から、別場所での植林などによる吸収量を差し引いて、実質的に排出量をゼロにするという取り組みを指します。

世界的に地球温暖化対策、脱炭素への動きが加速しており、日本国内のエネルギー事業者でも二酸化炭素の排出を実質ゼロにするという取り組みが進められています。
東京ガス以外に、秦野ガスや昭島ガスも4月に自治体向けのCNガスの供給を開始しています。