2023年2月検針分の都市ガス料金が大手4社から発表されました。

今回、経済産業省の「電気・ガス価格激変対策事業」の採択を受け、補助金を適用したはじめての料金となります。

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大手都市ガス4社(東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス)は、ともに2021年8月検針分以来、18ヶ月ぶりの減額調整となりました。

関連記事に記載の通り、2月検針分に適用される補助金額は、1㎥あたり30円です。ガス代が本来の料金よりも1㎥あたり30円減額されます。

4社の1㎥あたりの単価の前月比増減額(税込み)は、

  • 東京ガス(東京地区等):20.38円減
  • 大阪ガス:18.80円減
  • 東邦ガス:30円減
  • 西部ガス:(福岡・北九州地区)30.80円減

東京ガスと大阪ガスは、30円減額の補助金適用がなければ、前月よりも値上がりしているところでした。

西部ガスは、補助金なしでも前月よりもわずかに減額調整されています。東邦ガスに関しては、平均原料価格が調整の上限値を越えたため0円の調整となっています。

ここまで1年6ヶ月に及ぶ原料費調整の値上げが続いていましたが、補助金のおかげでようやく値下がりすることになりました。

少なくとも都市部にお住まいで都市ガスを使用している方にとっては、非常に有効な施策であるといえるでしょう。

尚、この補助金制度は2023年10月検針分まで適用される予定です。

当社では、都市ガスから新都市ガス事業者への切り替えを承っています。都市ガスの料金を少しでも安く抑えたいという方は、ぜひご覧ください。