大阪ガスやサントリーホールディングス、第一生命保険、旭化成ホームプロダクツ、NOK、100BANCH(パナソニックグループ主催)、丸井グループ、Rethink PROJECTの8社は、傘のシェアリングサービス「アイカサ」の新プロジェクト「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」に参加しました。

8社は、アイカサ用のオリジナルデザイン傘を製作するなどして、アイカサの利用を促すとともに、2030年使い捨て傘ゼロを目指しています。

現在エネルギー業界では、脱炭素に向けた取り組みが加速しており、大阪ガスも2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として参加したという経緯があります。
8月頃からDaigasグループ関連施設などのアイカサスポットに、同社制作の傘を設置予定。この傘は、メタネーションを紹介するデザインとなっており、アイカサの利用促進を通じてメタネーションの技術や取り組みをPRしていく狙い。
このプロジェクトは、6月からスタートしており、傘を借りられるアイカサスポットを自社に設置、全従業員が無料で利用できるようにされています。

日本では、毎年8千万本以上のビニール製使い捨て傘が消費されています。
アイカサは、使い捨て傘をなくすためのシェアサービスとして2018年12月から開始されました。
もしも使い捨て傘ゼロを実現できたとすると、年間5万5千トンの二酸化炭素排出量の削減を見込むことができます。