2023年6月検針分の都市ガス料金が大手4社から発表されました。

前月に引き続き、経済産業省の「電気・ガス価格激変対策事業」の採択を受け、立方メートルあたり30円の値引きが適用されています。

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大手都市ガス4社(東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス)は、ともに5月検針分と比べて、下方調整となりました。4月・5月も4社ともに下方調整でしたので、3か月連続で原料費調整額が値下がりしています。

4社の1㎥あたりの単価の前月比増減額(税込み)は、

  • 東京ガス(東京地区等):7.93円減
  • 大阪ガス:7.85円減
  • 東邦ガス:7.93円減
  • 西部ガス:(福岡・北九州地区)7.84円減

原料費調整額は、過去3か月間の平均原料価格により決められます。6月の金額は1月から3月の原料価格が基準となります。

尚、この補助金制度は2023年10月検針分まで適用される予定です。

補助金の影響で30円の値引きがある上、前月よりも調整額がさらに値下がりしました。電気料金は、引き続き値上げ基調にありますが、都市ガス料金は補助金の影響もあり金額が落ち着いて来たと言えるかもしれません。

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