全国のガス販売量 2022年10月は0.8%増

経済産業省ガス事業生産動態統計調査10月分によると、全国のガス小売・一般ガス導管・特定ガス導管事業者の合計ガス販売量は、28億9503万㎥と前年同月比で0.8%増加しました。

用途別では、

  • 家庭用:4億8459万㎥(1.3%減)
  • 工業用:19億1780万㎥(0.3%増)
  • 商業用:2億7360万㎥(7.9%増)
  • その他用:2億1903万㎥(2.3%増)

という内訳になっています。

新型コロナウイルスによる影響が減少していることで外出が増え、家庭での使用量が減少したと分析できます。一方、店舗などで使用される商業用が数値を伸ばしています。

需要家件数は、

  • メーター取付数:約3154万個(0.7%増)
  • 調定数:約2782万件(0.8%増)

都市ガスの原料は、

  • LNG輸入量:約196万トン(4.4%増)
  • 国内購入量:約26万トン(23.4%増)
  • LPガス国内購入量:約4万トン(22.1%減)

となりました。都市ガスの原料としてのLPガス購入量が大幅に減少しました。

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