パナソニックは、戸建て向けPEFC(固体高分子形燃料電池)エネファームをモデルチェンジし、4月21日に発売します。
排熱を浴室乾燥にも活用できるようにしたほか、タンクのスリム化で設置可能範囲を拡大しました。
さらに、LPWA(低消費電力広域無線通信)機能を活用し、発電量などの情報をガス会社が入手しやすくすることで、エネファームの環境価値を証書化するJクレジット認証の取得を支援します。
パナソニックの戸建て向けエネファームは、2009年発売の初号機から数えて今回が8代目となります。
累計販売台数は、2022年12月までで約21万6千台に及びます。
新型機の発電効率は、41%(都市ガスモデル)となっており、従来機よりも1ポイントアップ、総合効率は98%に向上しています。
家庭におけるエネルギー消費のおよそ7割を占める熱の有効利用に向け、発電時に発生する排熱を給湯・暖房に加え、浴室乾燥機でも使えるようにしました。
これにより、浴室乾燥機で4kgの洗濯物を乾燥する際にかかるランニングコストを55%、金額にすると約40円削減することが可能。
またLPWAを搭載することで、家庭のインターネット環境に関わらずネット接続することが可能。これによりJクレジット認証取得を支援することができます。Jクレジット化には、累積発電量から二酸化炭素排出削減量を算出する必要がありますが、この機能を使用することにより、パナソニックのサーバーに個別の発電量データを集約することができます。
参照ページ:カーボンクレジットの解説
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