大阪ガスとデジタルギフトサービス最大手のギフティ（東京都品川区）は12月5日、家庭用需要家と地域飲食店をつなぐ新たなデジタルチケットサービス「いっとくパス」を開始しました。
1月以降は、自治体に対して現地消費型のふるさと納税「関西おでかけ納税」と、返礼品として地域飲食店で利用できる電子商品券「おでかけ商品券」の提供も始めます。
「いっとくパス」は、無料クーポンと商品券の2種類。
無料クーポンは、200万件以上いる需要家専用サイト「マイ大阪ガス」会員に向けたサービス。同会員は、メールマガジンでクーポンを受け取り、そのクーポンを加盟店で提示するとドリンク・フード1品無料や会計割引の特典を受けることができます。
さらにテレビから住まいサービスのデジタルプラットフォームにつながる「スマイLINKテレビスティック」の会員は、専用サイトから無制限でクーポンの取得が可能。1月11日からサービスが開始される予定です。
商品券は、前払い式のデジタルチケットで、5日にサービスを開始しています。
マイ大阪ガス会員は、スマイLINKから希望する金額分の商品券を購入し、1円単位で利用することができます。スマイLINKでの買い物などに付与されるボーナスポイントを商品券に交換して利用することも可能。節電キャンペーンや電力契約などの特典としても活用するため、利用者制限は設けられていません。
「関西おでかけ納税」は、いっとくパス加盟店のプラットフォームを活用し、近畿圏のガス供給エリアで1月以降のスタートを予定しています。
現状では、大阪ガスの需要家のみを対象としたサービスになっていますが、将来的には需要家だけでなく他地域からの観光客向けなど様々なサービス展開が考えられるでしょう。
大阪ガスの都市ガスを使用している方は、クーポンがもらえるかもしれませんので、チェックしてみてください。
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