大阪ガスは12月15日、経済産業省の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」に採択されたことを受け、ガスおよび電気の供給約款等を変更したことを発表しました。
この事業は、エネルギー価格高騰への対応策で、来年2月検針分(1月使用分)から都市ガス料金と電気料金が直接値引きされる仕組みです。
大阪ガスは、ガス・電気ともに採択されていますので、電気もセットにしている方は両方割引が適用されます。
値引きされる額は、
- 都市ガス:1㎥あたり30円(税込み)
- 低圧電力:1kwhあたり7円(税込み)
となります。
値引き適用期間は、2023年2月検針分(1月使用分)から10月検針分までの予定です。最終月である10月検針分に関しては、値引き適用額が都市ガス・電気双方ともに半額とされています。
この値引きに関して、顧客の方から手続きする必要はありません。大阪ガスと供給契約を結んでいる方は、例外を除き自動的に料金が割引されます。
尚、大阪ガスの顧客だけが値引きされるということではありませんのでご注意ください。経済産業省へ登録申請して通過した事業者の顧客は、すべて同条件で値引きが適用される仕組みです。
ご自身が契約している事業者が値引き対象かどうか確認したい方は、経済産業省公表の一覧をご確認ください。
事業者としては、顧客に割引をした分の金額を、後に政府に申請して国から受け取ることができます。事業者にとってリスクがあるものではないため、基本的には、ほとんどのガス・電気事業者が申請を行い採択されています。
尚、値引き対象については、使用量が多い業務用の顧客は対象から外れるなどの例外があります。
詳しくは、大阪ガスの公開情報をご覧ください。
当社では、都市ガスから新都市ガス事業者への切り替えを承っています。都市ガスの料金を少しでも安く抑えたいという方は、ぜひご覧ください。