広島ガスは、株式会社広島銀行(広島市中区)と株式会社イズミ(広島市東区)の二社とカーボンニュートラル都市ガス(CN都市ガス)に関する契約を締結したことを発表しました。

広島銀行へは、2023年1月からひろぎんホールディングスの本社ビルへ供給開始する予定。イズミに対しては、東広島市内の「ゆめモール西条」内にある同社が運営するスーパー「ゆめマート西条」への供給をすでに開始しています。

東広島市でCN都市ガスが供給されるのは初となります。

カーボンニュートラル都市ガスとは、排出される二酸化炭素と同等量を植林などの吸収活動によって相殺し、排出量が「実質ゼロ」になった都市ガスを指しています。

広島ガスの発表では、今回のCN都市ガスは、マレーシアLNG社から導入したとされています。

また広島ガスは、CN都市ガスの供給対象になる範囲を拡大しています。

同社の発表では、「これまでCN都市ガスの供給については、大口のお客さま(年間契約使用量が10万m3(46MJ換算)以上である供給地点)を対象としておりましたが、同一契約者で複数の供給地点合計での都市ガス使用量が大口規模(10万m3(46MJ換算)以上)となるお客さまの1つの供給地点についても、供給対象に加えることといたしました。」としています。

日本政府が「2050年までにカーボンニュートラルを目指す」ことを宣言したことを受け、広島ガスでも「広島ガスグループ『2050年カーボンニュートラルへの取り組み』」が示されており、温室効果ガスを削減する活動が進められています。

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