広島ガスの2023年3月期連結決算は、

  • 売上高:952億1900万円(前期比24.0%増)
  • 経常利益:74億1200万円(同60.6%増)
  • 純利益:52億1600万円(同42.4%増)

となりました。

ガス販売単価の上昇により、売上高は2期連続の増収で過去最高を更新。経常利益も4期連続の増益でこちらも過去最高を更新しています。

配当は、株主還元方針に基づき2円増配の年12円としています。

ガス販売量は、11.7%減の5億㎥。内訳は、

  • 家庭用:9500万㎥(前期比7.6%減)
  • 工業用:2億5500万㎥(同14.5%減)
  • 商業用:3700万㎥(3.6%増)

このようになり、ガスの販売量自体は減少しました。

需要家件数としては、エネファームや衣類乾燥機といったオール電化住宅へのガス機器提案などで464件増の41万7252件となっています。

ガスの使用量が減ったものの、値上げを行ったことにより増収という結果になっています。

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