経済産業省ガス事業生産動態統計調査8月分によると、全国の

  • ガス小売事業者
  • 一般ガス導管事業者
  • 特定ガス導管事業者

の合計ガス販売量は、31億3766万立方メートルと、前年同月比で1.7%増加しました。

用途別では、

  • 家庭用が10.8%下がり3億6815万立方メートル
  • 工業用が3.2%増の20億5863万立方メートル
  • 商業用が4.9%増の3億7576万立方メートル
  • その他用が5.1%増の3億3511万立方メートル

となっています。

小売価格上昇の影響から、家庭用が大きく数字を減らしていることがわかります。一方で業務用に関しては、前年よりも使用量が増えています。

尚、一般ガス導管事業者というのは、東京ガスや大阪ガスなどガス管を所持している事業者を指します。ガス小売事業者は、一般ガス導管事業者から切り替えた先の小売事業者、つまり新都市ガス会社を指します。
特定ガス導管事業者とは、特定(限られた一区画の団地など)の供給地点に供給を行う事業者を指します。

上記の販売量には、LPガスは含まれていません。