イーレックスは14日、2018年4月1日を目安に都市ガス小売り事業に参入することを発表しました。
小売り事業では「東京エナジーアライアンス」のサービスを利用することになります。東京エナジーアライアンスは、東京電力エナジーパートナーとニチガスが折半出資で設立した会社、新電力会社が同社のサービスを利用してガス小売りに参入するのは初の事例となります。
イーレックスが参入するのは関東地方で、既に参入している電気とのセット販売で割引きプランを用意する予定ですが、東京ガスよりも安くすることになるでしょう。

東京エナジーアライアンスは今年8月に設立された会社で、都市ガスの卸供給のほか、保安サービスは機器販売など、都市ガス事業に関するサービス全般を提供しています。

関東地方は近畿地方に比べ、新都市ガスへの切り替え件数が伸びていない状態ですが、このような新規参入が増えることで、徐々に市場が活性化していくでしょう。