東京ガスのウェブサービス「トリセツ+HOME」(トリセツホーム)が、東京建物の賃貸マンションに標準搭載されました。
このサービスは、パソコンやスマートフォンから住宅設備機器などの取扱説明書を閲覧できるもので、賃貸マンションでの採用ははじめて。

東京建物と協力して開発された同サービスは、2019年7月以降に首都圏で完成した同社の分譲マンション「Brillia」には既に標準搭載済み。
「トリセツ」は、トライグル社が運営するサービスで、入居者は事業主から受け取った認証コードをアプリに入力することで、自宅の設備情報や取扱説明書などを閲覧することができます。
備え付けの家電だけでなく、入居者が自ら購入した製品の登録も可能であるため、家中の住設機器や家電などの取扱説明書を一元管理できるようになっています。
入居者にとってのメリットが大きいと同時に、物件管理側にとっても問い合わせや修理手配などに対して迅速に対応ができるという利点があります。

「トリセツ」は新築分譲マンションを中心に採用件数を伸ばしており、累計契約数は11000戸を超えています。今後は賃貸マンションや戸建て住宅など既築住宅への導入も拡大していく方針。