東京電力エナジーパートナー(東電EP)とTOKAIは10月1日、愛知県・岐阜県・三重県の東邦ガス供給エリアにおいて家庭向け都市ガス小売事業を行う新会社「T&Tエナジー」を折半出資で設立しました。
年内には販売を開始する予定で、2020年度までに1万件の契約獲得を目指します。

東電とTOKAIホールディングスは、2015年10月に電力販売で業務提携して以降、協力関係にあります。今回、関東地方や静岡県以外での都市ガス小売事業について検討を重ねた結果、新会社設立に至っています。

T&Tエナジーは、名古屋市に本社を置き資本金は2億5千万円、東電EPの酒井浩史販売本部ガス事業部マネージャーが社長に就任しています。
ガスの調達は東電EPとニチガスが折半出資している東京エナジーアライアンスが提供する参入支援プラットフォームサービスを用います。

TOKAI社はすでに愛知県、岐阜県、三重県に営業所を構えており、LPガスを中心に供給している状況。今後はT&Tエナジーの取次店となり、都市ガスの販売にも取り組む予定です。