大阪府内を中心に都市ガス事業を展開している大阪ガスは、東京電力ホールディングス(東電HD)と、JXTGホールディングスの電力・石油事業を手掛ける大手2社と連携して、首都圏で100万KW級の大規模天然ガス発電所とガスの熱量調整設備の建設を検討していることがわかりました。

発電所については、神奈川県川崎市内にある東京電力フュエル&パワーの東扇島火力発電所に隣接しているJXTGの土地を活用する計画。
現時点では計画段階で、2018年頃には投資判断を行い、2024年頃には運転開始を目指しています。

一方で、熱量調整設備に関しては、10月にも3社で新会社を設立する予定。出資比率は東電が69%、JXTGが16%、大阪ガスが15%で、東扇島火力発電所内に設置します。製造能力は年110万トン程度で、2020年の稼働開始を目指しています。

3社とも現時点では公式には発表していない段階で、実現には至らない可能性があります。もしも大阪ガスが首都圏内でのガス事業に参入することになればはじめての試みとなり、これまで東京ガスが国内最大手企業であった都市ガス業界の勢力図に変化があるかもしれません。