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都市ガス料金が2026年10月から値上げ!東京ガス46年ぶりの改定の理由と、今からできる対策

2026年10月、東京ガスが46年ぶりに都市ガスの基本料金を値上げ

2026年10月、東京ガスが都市ガスの基本料金を値上げすることが発表されました。実に46年ぶり(1980年以来)の基本料金改定であり、原料費調整による小幅な変動とは性質の異なる、大きなニュースです。

「うちのガス代もまた上がるの?」「そもそもなぜ今回は値上げの理由が違うの?」と感じた方も多いのではないでしょうか。

この記事では、2026年10月の値上げの中身と、そこに至るまでの2026年の値上げの流れ、政府の補助金の位置づけ、そして値上げに負けないための家計防衛策(ガス会社の比較・乗り換え)について、データをもとに整理して解説します。

2026年10月、東京ガスが46年ぶりに基本料金を値上げ

東京ガスは、1都6県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・栃木県・茨城県・群馬県)の都市ガス基本料金を2026年10月から改定すると発表しました。基本料金の見直しは1980年以来、実に46年ぶりです。

地域 値上げ幅 標準家庭(月30m³)の月額
東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城 基本料金 一律150円 5,734円 → 5,884円
群馬 241円(約2.6%) 6,669円 → 6,910円

いずれも数百円規模の値上げですが、原料費調整のような一時的な変動ではなく、料金体系そのものの見直しという点で、今後も同様の改定が他社に波及する可能性を示すニュースといえます。

なぜ「原料費調整」ではなく基本料金そのものの値上げなのか

都市ガス料金は、通常は原料費調整制度によって、LNG(液化天然ガス)の輸入価格や為替レートの変動が毎月の料金に自動的に反映される仕組みになっています。ニュースでよく見る「今月は原料費調整でガス代が◯円上下」というのは、この仕組みによるものです。

一方で、今回の東京ガスの値上げは原料費調整とは別枠の、基本料金そのものの改定です。発表によれば、値上げの理由は次のような点にあります。

  • 人件費の高騰
  • 資機材(配管・設備など)価格の上昇
  • ガス販売量そのものの減少(オール電化や省エネ機器の普及など)

いずれも物価上昇や社会構造の変化に伴うコスト増であり、中東情勢などの一時的な要因とは切り離された値上げとされています。つまり、原料価格が落ち着いても、この値上げ分は元に戻らない可能性が高いという点に注意が必要です。

東京ガスだけではない。2026年は値上げが相次いだ1年

2026年は、東京ガスの10月改定以外にも、年間を通じて都市ガス各社の値上げが相次ぎました。

2026年2月分の値上げ(原料費調整による変動)

会社 値上げ幅 標準家庭の月額
東京ガス 32円高 5,138円
大阪ガス 32円高 5,689円
東邦ガス 29円高 5,984円
西部ガス 25円高 6,028円

広島ガスの基本料金改定(2026年8月検針分〜)

広島ガスも基本料金を一律440円値上げすると発表しており、改定率は平均約6.38%と、地方でも料金体系そのものを見直す動きが出てきています。

新電力ネットの集計によれば、都市ガス料金は過去5年で平均2割以上上昇しており、単発のニュースではなく、じわじわと続く値上げトレンドの一部として今回の東京ガスの改定を捉える必要があります。

政府の補助金は「一時しのぎ」であることを理解しておく

値上げが続く中、政府による電気・ガス料金支援(補助金)もたびたび実施されています。

  • 2026年1〜3月分: 都市ガス1m³あたり、1月・2月は18.0円、3月は3.0円を値引き
  • 2026年7〜9月分: 都市ガス1m³あたり、7月・9月は14.0円、8月は18.0円を値引き(標準家庭で3か月合計 約5,000円の負担軽減)

申請不要で自動的に料金へ反映される点はありがたい仕組みですが、これらはあくまで期間限定の負担軽減策です。補助が終了すれば、値上げ後の料金がそのまま家計にのしかかることになります。「補助金があるから大丈夫」と考えるのではなく、補助金がなくなった後も無理のない料金で使い続けられるかどうかを、今のうちに確認しておくことが重要です。

値上げの波に負けない家計防衛策―ガス会社の比較・乗り換えという選択肢

2017年の都市ガス自由化から9年が経ち、地域のガス会社以外にも契約先を選べる時代になっています。ガスの品質(熱量・安全基準)はどの会社を選んでも同じであり、違いが出るのは料金プランとサービス内容です。

値上げが相次ぐ今だからこそ、契約中の料金が今の使用状況に合っているかを見直すタイミングとして活用できます。

世帯タイプ別・見直しのポイント

  • 3〜4人以上のファミリー世帯: 使用量が多いほど、単価の差による節約効果が大きくなりやすい
  • 2人暮らし世帯: 電気とのセット割引など、組み合わせによる固定費削減が狙い目
  • 1人暮らし世帯: 使用量が少ないため、基本料金の安さを重視した比較が有効

比較・切替の際に確認したいこと

  • 供給エリア内かどうか(会社によって対応エリアが異なる)
  • 契約期間の縛りや解約金の有無
  • 基本料金・従量単価をトータルで比較すること(単価だけで判断しない)

お住まいの地域で選べる都市ガス会社の特徴や料金プランについては、当サイトの地域別ガス会社紹介ページでも詳しく比較できます。値上げのニュースが出たこのタイミングで、一度契約内容を見直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 東京ガスは2026年10月、基本料金を46年ぶりに値上げ(1都6県で150円、群馬県で241円)
  • 今回は原料費調整ではなく、人件費・資機材高騰・販売量減少による恒久的な料金見直し
  • 2026年は東京ガス以外にも大阪ガス・東邦ガス・西部ガス・広島ガスなどで値上げが相次いだ
  • 政府の補助金(2026年1〜3月・7〜9月)はあくまで期間限定の負担軽減策
  • 値上げが続く今こそ、ガス会社・料金プランの比較や乗り換え検討の絶好のタイミング

「今の料金が適正か知りたい」「乗り換えでどれくらい安くなるか知りたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。

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