大阪ガスは、通信を利用した安全サービスとしてこれまで提供してきた「るるるコールM」と「くるぴこ」を統合し、新たに「みるぴこ」という名称の新サービスを10月から販売開始します。これまで2つに分かれていた通信機を統一すると同時に、サービス内容を整理、統一し更なるサービス内容の向上を目指します。
「みるぴこ」はガスメーターに通信機を設置することにより、24時間体制で通信し監視を行うというサービスです。
基本的な目的として、①ガスの消し忘れに対する自動通報、②緊急時のガス遠隔遮断、③月に1度、日別のガス使用量のお知らせ、という3つのサービス内容です。月額料金は税込みで594円となり、手軽な料金で安心感を増すことができるサービス内容となっています。
基本サービスに加えて、3種類の付加サービスを追加することが可能です。
① 火災みるぴこ
ガス警報器、火災警報器と連動し、警報が鳴ると電話またはメールでお知らせするサービス。費用は月額1350円に警報器の設置台数分を上乗せ。
② 家族みるぴこ
離れて暮らす家族など、登録した連絡先へ、ガスの使用が1日なかった場合にメールでお知らせするサービス。月額810円。
③ 健康みるぴこ
ユーザーの健康に関する悩みを24時間体制で、カウンセラーが相談に応じるサービス。月額756円。
都市ガスが自由化されたことにより、各事業者はガス以外の付加サービスに注力しています。このようなガス関連のサービス以外にも、電力やインターネットなどとセット割を行うことによって、自社独自の方向性を示し、顧客の離脱を防ぐ狙いがあります。