日本海ガスは、5月検針分から小口部門のガス料金を平均1.02%引き下げます。
エネルギー価格をはじめ生活関連の商品が値上がりしている現状を踏まえ、経営効率化の成果を顧客に還元する形。
需要家還元を目的とした値下げは、日本海ガス初の試みとなります。
同社は4月1日付でガス小売供給約款と選択約款を改定しました。
現在進行している「電気・ガス価格激変緩和対策事業」による1立方メートルあたり30円の値引き分を加味し、小口部門の平均単価を現行の1立方メートルあたり215.56円から213.36円へ引き下げます。
参照ページ:電気・ガス価格激変緩和対策事業
同時に基準平均原料価格、換算係数、平均原料価格の算定方法の見直しも行いました。
基準平均原料価格は、現行の1トンあたり4万2520円から、2022年11月から2023年1月の平均原料価格である13万1740円に変更。
5月分の算定基準となる2022年12月から2023年2月の実績平均原料価格は12万6560円で、政府の激変緩和値引き分も含めると、原料費調整額は、1立方メートルあたり4.49円下方調整となります。
自社の料金値下げと政府の激変緩和政策により、5月以降の一般料金の基準単価は、4月に比べ3.30円下がることになります。これに調整額を加えると5月の適用単価は、4月と比べて7.79円下がることになります。
日本海ガスの試算によると、標準家庭でひと月に21立方メートル使用したとして、
- 4月は6532円の請求額
- 5月は6368円の請求額
となり164円、2.51%のガス代値引きとなるとしています。
当社では、都市ガスから新都市ガス事業者への切り替えを承っています。都市ガスの料金を少しでも安く抑えたいという方は、ぜひご覧ください。