妙高グリーンエナジー株式会社は、2022年4月1日より新潟県妙高市で都市ガス事業を開始しました。

元々、妙高市の都市ガス事業は「妙高市」により運営されていた公営ガスでしたが、2020年2月から民間企業への譲渡に関しての検討が開始され、その後、妙高グリーンエナジーが譲渡先として認定されていました。
近年では公営ガスが民営化される動きが進んでいますが、妙高市の公営ガスも4月より民営化されたということになります。

妙高グリーンエナジーは、JFEエンジニアリング株式会社、北陸瓦斯株式会社、株式会社INPEXの3者が出資する企業。

従業員数は26名で、ガス料金と料金メニューに関しては、これまでの妙高市の現行料金をそのまま引き継ぐほか、新しい料金メニューの追加も予定されています。
また旧来は電話受付のみであったガス・水道の開栓、閉栓申し込みが、インターネット上でも可能になっています。

今回の譲受はガス事業のみではなく、上水道と下水道事業も包括委託を受けて妙高グリーンエナジーが運営を開始しています。
三つの事業を一体運営するのは、日本国内ではじめての取り組み。今後同社がガス・水道を絡み合わせてどのような事業展開を見せるのかが注目されます。