新潟県見附市は1月13日、ガス事業の譲渡先として北陸ガスを優先交渉権者に決定しました。譲渡日は2020年4月1日の予定。

同市はかねてより公営ガスの民営化を進めており、北陸ガスの他、堀川産業、伊丹産業が譲渡先候補として名乗りを挙げていました。2019年に入り実施されていた第二次審査の結果、北陸ガスが最優秀提案者とされ、正式に優先交渉権を得た形となります。

現状の見附市公営ガスの都市ガス顧客件数は1万2791件、北陸ガスが提示した譲受希望価格は38億円となっています。
今後問題が起こらない限り3月に基本協定を締結、来年4月に民営化されます。
北陸ガスは、提案書の中で業務用料金メニューの新設や地域経済に対する貢献などを提示しており、民営化が実現することでガス事業だけでなく地域全体の活性化を図ることとなります。