大阪ガスと100%子会社の大阪ガス都市開発は、大阪市中央区の本社ビル(大阪ガスビルディング)のリノベーションと、ビル西側のグループ社有地に建設する複合ビル(ガスビル西館)の計画案を発表しました。
西館は、33階建ての高層ビルとし、本社ビルとの間にある市道上空を通路でつなぎ一体的に開発する計画。
総事業費は、数百億円に上ります。西館は2024年頃に着工し、竣工は27年の予定。本社ビルは西館竣工後の2027年以降に着工で、31年頃に竣工予定となっています。
2月7日に都市計画案が大阪府の都市計画審議会において「都市再生特別地区」として審議・可決され、都市計画決定される見込みとなりました。
本社ビルと西館ともに、1・2階は商業施設を誘致し、御堂筋地区にさらなるにぎわいを創出する狙い。
3階は、道路上空の利用部分を含めてワンフロアでつながるイノベーション拠点とします。このフロアには、コワーキングスペースやシェアオフィス、多目的大ホールなどを整備する予定。
西館は9階以上をオフィスとする予定で、Daigasグループの本社機能も西館に集約。
このビルには、ガスコージェネレーションシステムや非常用発電機を導入予定で環境問題にも配慮しています。太陽光発電設備や非化石証書、カーボンクレジットなどを活用し、全体が竣工する2031年時点でカーボンニュートラルの実現を目指しています。
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