なのはなパイプライン株式会社、京葉ガス株式会社、大多喜ガス株式会社、株式会社JERA、東京電力エナジーパートナー株式会社の5社は5月20日、高圧幹線「なのはなパイプライン」の竣工式を中間地点である金田バルブステーション(木更津市)で行いました。
なのはなパイプラインは、JERAの富津LNG基地(富津市)と姉崎火力発電所(市原市)を繋ぐもの。2018年6月に着工し今月完工、6月から運用を開始します。
なのはなパイプライン(株)は、京葉ガスと大多喜ガスの折半出資会社。このパイプラインが完成したことにより、将来的に姉崎火力発電所などでの天然ガス需要増があったとしても地域一帯で都市ガスが安定供給されること、さらに近隣市町村への普及拡大が見込まれます。
総工費はおよそ200億円で、なのはなパイプライン社が保有、運営はJERAが担い自社の発電用パイプラインと一体運用されます。
なのはなパイプライン概要
総距離:約31キロメートル
口径:600ミリメートル
最大使用圧力:10メガパスカル