室蘭市は、開港150年・市政施行100年記念事業として11月24日、室蘭市市民会館ホールで水素エネルギーフォーラムを開催し、関係者や市民など約350人が参加しました。

「港湾」と「ものづくり産業の集積」を生かした次世代エネルギー産業都市「室蘭」の実現について、地域で活躍する民間事業者や大学教授が登壇しました。

ENEOSの中川国内水素サプライチェーングループマネージャーは、二酸化炭素フリー水素の調達から販売まで、水素サプライチェーン構築に向けた同社の取り組みを発表しました。

同社の水素ステーションは、4大都市圏を中心に47か所展開。水素の輸入方法としては、常温・常圧でガソリンと同じように扱える有機ハイドライド方式を有望視し、海岸の10か所の製油所で受入、発電所や製鉄所、物流拠点などへ届けています。

大成建設の本岡次世代エネルギー部技師長は、昨年度まで4年間取り組んだ環境省の委託事業「建物及び街区における水素利用普及を目指した低圧水素配送システム実証事業」を解説しました。

その他、室蘭市や室蘭ガスなどからの代表者が講演を行っています。

室蘭市は、次世代エネルギーの水素に関する産業を、市の将来を担う産業軸の一つとしています。

室蘭市は、古くから港湾都市として栄えた歴史を持ち、現在でも海の物流拠点としての機能を持っています。地理的な利点を生かしたまちづくりの活動が進められています。

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