北海道ガスは11月19日、石狩LNG基地操業10周年を記念し、子供たちのイラストをデザインした新しいLNGローリー車の完成披露会を同地で開きました。
「2050年の自分や一緒にいたい大切な仲間」をテーマに7月11日から8月末まで、道内の小学生を対象に作品を募集し、457校から1819点が寄せられました。札幌を拠点に活動するイラストレーター前田麦さんがローリー車に描くベースデザインを作成し、グループ社員らが入選50点、さらにその中から優秀賞4点を選定しています。
このローリー車は、石狩基地からLNGを北海道各地へ届けています。今後1年間、北海道中を走ります。
石狩基地は、2012年11月に操業開始しています。
2020年までに4基計84万キロリットルのタンクを整備、うち2基46万キロリットルは、北海道電力所有で、2019年から共同運用しています。外航船で年間60～70万トンのLNGを輸入し、内航船で函館と釧路、ローリー車で北海道各地へ供給。
2021年度の出荷量は、内航船約6.1万トン、ローリー車約12.5万トンに及び、出荷規模は日本の基地で最大です。
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