2月1日から3日間、東京ビッグサイトで総合省エネルギー展「ENEX2023」が開かれました。

鳥取市と鳥取ガス、システム大手のBIPROGY(旧日本ユニシス)などが検討中の「鳥取市地域マイクログリッド」がブースを展開し、会場内でセミナーも開催しました。

ブースでは、検討中のプロジェクトの概要をパネルで紹介。設置を検討する設備として、最大2550kwのガス発電設備、9876kwの太陽光発電設備、9250kwhの蓄電池などを挙げました。

鳥取市地域マイクログリッドとは、鳥取市にある南栄工業団地に地域マイクログリッドというシステムを構築し、平常時は地域内の電源設備などでエネルギーを供給。非常時は系統からマイクログリッドを切り離し、電力を供給するもの。

ややわかりづらいかもしれませんが、要約すると限られた地域内において、平常時から再生可能エネルギー電源を活用して電力を調達すると同時に貯めておく。非常事態が起こった際には、外部との電線網と切り離して、その地域内において電力を自給自足するシステムというイメージです。

発電設備としては、上記の通り、ガスによる発電設備や太陽光発電が候補に挙がっています。

2022年には、資源エネルギー庁の補助事業「令和4年度 地域共生型再生可能エネルギー等普及促進事業費補助金」に採択されており、導入可能性調査と導入プランの作成を進めています。

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