東邦ガスは11月18日、ベトナムのガス事業者「フク・サン・ミントレードエンジニアリングサービシズ(PSE)」に40%出資し、同国で産業用向け天然ガス販売事業に参画すると発表しました。
東邦ガスがベトナムで事業を展開するのは、これが初めてとなります。
同社は今年9月、静岡ガスと連携してタイでの産業用向け天然ガス販売事業に取り組むと発表しており、海外でのガス販売事業は2国目となります。
PSEは、産業用向け圧縮天然ガス、LPガス、ガス設備の販売を手掛ける現地企業。ベトナムは、安定的な経済成長を遂げており、今後もエネルギー需要は増加すると見られています。同時に二酸化炭素排出量の削減に向けて、石油や石炭から天然ガスへの燃料転換が進むと見込まれています。
つまりベトナムでは、今後天然ガスの需要が拡大する見込みで、成長市場と見られているのです。
東邦ガスは、中期経営計画で海外でのエネルギー関連事業の拡大を活動方針の一つに掲げています。これまで国内で培ってきた経験やノウハウを生かし、PSEを通じてベトナムでの天然ガス需要の開拓を図り、低・脱炭素の実現に寄与する考えです。
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