金沢エナジー株式会社は、2022年4月1日より金沢市内で都市ガス事業を開始しました。

元々、金沢市の都市ガス事業は「金沢市」により運営されていた公営ガスでしたが、2019年10月から事業譲渡先が公募され、2021年に金沢エナジーが譲渡先として認定されていました。
金沢エナジーがガス事業を開始したことにより、金沢市の公営ガスが民営化されたということになります。

金沢エナジーは7者から出資されている企業で、北陸電力(持株比率48%)、東邦ガス(43%)、金沢市(3%)、北國銀行(2%)、北國新聞社(2%)、松村物産(1%)、小松ガス(1%)という出資比率になっています。

従業員数はおよそ150名で、ガス事業と同時に金沢市の水力発電事業も譲受しています。
事業が民営化されたことにより、料金プランの多様化、また電気とセットプランの運用など、サービスを充実させる展開が予想されます。