このページでは、ふじみ野市の都市ガスに関する情報を掲載しています。
2017年に自由化され、都市ガスも他社への切り替えができるようになりました。ガス単体の変更で料金を安くする事もできる上、一部の企業では電気とセット販売を行っています。ふじみ野市にお住まいでガスと電力の料金をできる限り安く抑えたいと考えている方は、都市ガス事業者の変更をご検討ください。

一部のサービスには、このページから申し込み手続きを進めることができます。各社基本的には導管事業者よりもガス料金が安くなるように設定されているのでおすすめです。詳しくは各リンク先のページをご覧ください。

埼玉県ふじみ野市の都市ガス小売事業者

武州ガス管内の都市ガス小売事業者

  • 東彩ガス
  • 武州ガス
  • 日本ガス
  • 河原実業
  • 東京電力エナジーパートナー

2023年11月更新


ふじみ野市の皆様は、こちらの中から「ガスを購入する会社」を選ぶことが可能です。

※経済産業省に小売事業者として登録していても、供給を開始していない場合や、一部区域に限り供給しているケースもあります。
※上記小売事業者のすべてがふじみ野市の全域で供給可能ではなく、それぞれの地区によって乗り換え先の会社も異なる可能性があります。

埼玉県ふじみ野市の都市ガス導管事業者

  • 武州ガス

埼玉県ふじみ野市の地下ガス管を敷設した、つまり所有している企業です。

ふじみ野市の都市ガス普及率

  • 武州ガス管内
    58.5%
    27010世帯(取り付けメーター数)

経済産業省:平成25年度供給区域内普及率実績(平成27年度供給計画)より
※ふじみ野市全世帯のなかでの普及率ではなく、それぞれの導管事業者の「供給区域内」においての普及率となります。また世帯数の数値は年度末における、家庭用メーターの取り付け数です。

都市ガスは住まいの形態に関わらず乗換可能

都市ガスは一戸建て、集合住宅に関わらず変更することができます。
また持ち家か賃貸であるかも問題ではありません。都市ガスの切り替えでは通常の場合、物理的な工事を行わないため、賃貸住宅にお住まいの方でもオーナーの許諾は必要ないのです。ご自身の考えで希望のガス会社へと変更が可能です。
ふじみ野市にお住まいでガス代を少しでも安く抑えたいと考えている方は、お気軽に切り替えをご検討ください。

※例外として、お住まいの地区や物件によっては、ガス会社が指定されるケースもあります。特に集合住宅では、オーナーや管理会社の意向でガスに関する契約先が制限されることがあります。心配な方は、賃貸契約書を確認いただくか、物件を管理している不動産会社やオーナーに問い合わせましょう。

一方でプロパンガスの場合には、建物によってガス会社が決められているなど制限されてしまいます。

都市ガスの乗り換え費用はすべて無料

都市ガスの乗り換え手続きは、例外を除きすべてを無料で進められます。
工事費用や契約手数料などのようなもの、さらに大掛かりな工事もありません。お得になるガス会社があれば、気軽に変更することができるのです。
ただし、サービスによっては違約金や契約解除料金を設定している可能性がありますので、申し込み前にご確認ください。都市ガスを切り替えること自体に費用はかからないのですが、「契約期間」や「解約」に対して制限している事業者もあり得ます。

都市ガスの自由化は、政府が決定して切り替えを促進していることですので、基本的には安心且つ簡単に手続きすることができるようになっています。
ふじみ野市の皆様が乗り換えに対して積極的な姿勢を見せることで、ガス業界全体の活性化、さらにより良いサービスの誕生につながります。

ふじみ野市の都市ガス物件へ引っ越しされる方

お引越しなどで新たにふじみ野市でガスを使用される方は、まず導管事業者である武州ガスへと連絡しましょう。
ただ、入居日まで5日を目安に猶予がある場合には開栓と同時に新都市ガス事業者に切り替えることができる事業者もあります。ふじみ野市へお引越しで、転居先がどの企業の管轄なのか不明な時、また都市ガスが提供されている物件かどうか不明な際には、不動産管理会社やオーナー様などに問い合わせましょう。

※「新都市ガスでの開栓」は業務上の制約があるため、予約を受け付けていない事業者が多くなっています。まずは、武州ガスで開栓した後に新都市ガス事業者への切り替えを検討することをおすすめいたします。詳しくはこちらのページをご覧ください。

切り替え後の保安管理について

ふじみ野市内で都市ガスを使用中で、もしも「ガス臭い」など、ガスに関するトラブルが発生した場合には、武州ガスへ連絡しましょう。
これは、武州ガスから新都市ガス事業者に切り替えたお宅でも同様です。都市ガスに関する保安管理(トラブル・事故などの対応)は、新都市ガスに変更したお宅であっても導管事業者である武州ガスが対応することが法律により定められています。つまり、ふじみ野市内の都市ガスに関する保安管理は、すべて武州ガスが担っているのです。

「新都市ガス事業者の方が料金は安いけど、事故があった際の対応はどうなるの」という方がいらっしゃるかもしれませんが、そのような心配は無用です。都市ガスに関して何かあった際には、今まで通り武州ガスへ連絡しましょう。
新都市ガスに変更したからといって、事故が発生した際の対応が遅くなるということはありませんのでご安心ください。

ふじみ野市の都市ガス普及状況

ふじみ野市は、埼玉県の南西部に位置する都市、2022年時点の人口はおよそ11万人となっています。

都市ガスの普及率を見ると、家庭用メーターの取り付け数が約2万7千個(2013年時点)。
この数値を見ると、人口に比べて都市ガスメータの数が少ないことがわかります。
公表されているデータが古いので現在は数が増えているはずですが、それでも市内全域で都市ガスの導管網が敷かれているには至っていません。
恐らくふじみ野市内の多くでは、プロパンガスやオール電化など都市ガスではないエネルギーを使用しているお宅があると考えられます。

ふじみ野市は、地理的にさいたま市や東京都内への利便性が高く、人口の推移も増加傾向にあります。
そのような都市では、一般的には「都市ガスを使いたい」という要望が多くなりますので、今後も都市ガス使用可能エリアは徐々に増えていくでしょう。

ただ、現状ではプロパンガスの物件も多く残っています。
ふじみ野市にお引越しされる方などで、「都市ガスなのかプロパンガスなのかわからない」という方は、こちらのページをご覧ください。

現状で都市ガスを使用していないお宅でプロパンガスの切り替えを検討する方がいらっしゃいましたら、こちらのページに情報を記載していますのでご参照ください。

ふじみ野市の都市ガス供給エリア

2022年時点でのふじみ野市における都市ガス供給エリアは、以下の通りです。

  • 大字池上
  • 上ノ原1~3丁目
  • 上野台1~3丁目
  • 大原1~2丁目
  • 霞ヶ丘1~3丁目
  • 上福岡1~6丁目
  • 川崎1~2丁目
  • 大字川崎
  • 北野1~2丁目
  • 清見1~4丁目
  • 大字駒林
  • 駒林元町1~4丁目
  • 駒西1~3丁目
  • 新駒林1~4丁目
  • 新田1~2丁目
  • 滝1~3丁目
  • 福岡中央1~2丁目
  • 築地1~3丁目
  • 仲1~3丁目
  • 中ノ島1丁目
  • 大字中福岡
  • 中丸1~2丁目
  • 長宮1~2丁目
  • 西1~2丁目
  • 西原1~2丁目
  • 花ノ木1~2丁目
  • 富士見台
  • 大字福岡(新河岸川以南かつ市道80号線以北)
  • 福岡1~3丁目
  • 大字福岡新田字折本、字北谷
  • 本新田
  • 松山1~2丁目
  • 丸山
  • 南台1~2丁目
  • 福岡武蔵野
  • 元福岡1~3丁目
  • 谷田1丁目
  • 谷田2丁目(市道620号線以北)
  • 旭1丁目
  • 市沢1~3丁目
  • うれし野1~2丁目
  • 大字大井
  • 大井1~2丁目
  • 大字亀久保
  • 亀久保1~4丁目
  • 桜ケ丘1~3丁目
  • 大井中央1~4丁目
  • 大井武蔵野(市道4-35号線以東かつ市道4-43号線以北かつ以東、および関越自動車道以西)
  • 鶴ヶ岡1~5丁目
  • 鶴ヶ舞1~3丁目
  • 大字苗間
  • 苗間1丁目
  • 西鶴ヶ岡1~2丁目
  • 大字西鶴ヶ岡
  • 東久保1丁目
  • ふじみ野1~4丁目
  • 緑ヶ丘1~2丁目

ふじみ野市の導管事業者について

ふじみ野市の都市ガス導管事業者は、武州ガスの1社のみです。
武州ガスは、東京ガスから卸供給を受けている中堅企業で、川越市に本社を構えています。

ふじみ野市のガス管網の所有者は武州ガスになりますので、一戸建てや集合住宅持ち物件の方などで、「都市ガスが近くまで来ているか知りたい」という方は、武州ガスに問い合わせましょう。
ふじみ野市の市域は、武蔵野台地に位置しおおむね平坦な地形です。導管の敷設が難しい地区はそれほど多くないと考えられますので、今後も武州ガスにより導管網が広げられていくと考えられます。

尚、都市ガスの切り替えに関しては、「導管事業者がどこの会社なのか」によって切り替え先企業が決まります。
小売事業者としては、「ふじみ野市に小売事業者として参入する」ということではなく、導管事業者単位「武州ガスエリアに小売事業者として参入する」という形で経済産業省に登録をするのです。
現状では、武州ガス管内に登録しているガス会社が限られており、例えば電気のようにたくさんの選択肢の中から選ぶことができるということではありませんのでご注意ください。

新都市ガス事業は、新電力とは異なり薄利であると言われており、そのうえ「ガス」という商品の性質上、様々な制約が課されてしまうという特徴があります。恐らくは、今後武州ガス管内に小売り事業者が劇的に増えるということはないでしょう。